半仙戯
2011年 04月 16日
二人して遊べる庭の半仙戯春の朧の月影優し 横雲
半仙戯(はんせんぎ)は、玄宗皇帝が「羽化登仙(人間に羽が生えて仙人となり天に登ること)の感を味わう」という意味で、ぶらんこ・鞦韆(秋千・しゅうせん・ふらここ)に与えた名。
「羽化登仙の境に遊ぶ」は「雲雨に遊ぶ」と同じく男女の睦みごとの歓びをいう。
春の日の夕べさすがに風ありて芝生にゆらぐ鞦韆のかげ 佐々木信綱
by asitanokumo
| 2011-04-16 12:57
| 季節の歌・四月