夏実麦太朗さんの七首選歌
2011年 02月 28日
私の題詠blog2011の百首について、夏実麦太朗さんに七首選歌をいただきました。
☆マークを付けた歌がいちばんのお気に入りということでした。
014:残
望月の一夜を通し照り映えて思ひ残さぬ朝の横雲
023:蜂
花蜂の飛び交ふ苑に咲く花の蜜に魅かるる心地して駆く
☆048:束
束ね髪放てば燃ゆる秋の色身は菊の香に抱(いだ)かれてをり
050:酒
花びらの浮かべる朝の菊の酒少し乱れて女澄みたり
059:騒
つれなくもあはれといひて臥せ居ればひたと寄せ来る春の潮騒
090:そもそも
そもやそもそもじを恋ふも夢ならば浮名立たぬと契る春の夜
097:毎
逢ふ毎に深まりゆくが怖きかな情けも肉も熱く燃ゆれば
☆マークを付けた歌がいちばんのお気に入りということでした。
014:残
望月の一夜を通し照り映えて思ひ残さぬ朝の横雲
023:蜂
花蜂の飛び交ふ苑に咲く花の蜜に魅かるる心地して駆く
☆048:束
束ね髪放てば燃ゆる秋の色身は菊の香に抱(いだ)かれてをり
050:酒
花びらの浮かべる朝の菊の酒少し乱れて女澄みたり
059:騒
つれなくもあはれといひて臥せ居ればひたと寄せ来る春の潮騒
090:そもそも
そもやそもそもじを恋ふも夢ならば浮名立たぬと契る春の夜
097:毎
逢ふ毎に深まりゆくが怖きかな情けも肉も熱く燃ゆれば
by asitanokumo
| 2011-02-28 20:31
| 題詠blog2011