立夏
2011年 05月 06日
あかぬままうつろひやすき世の中をあやめの草のねにたててなく 横雲
夏のはしめの歌とてよみ侍ける 俊成女(新古今集)
折りふしもうつればかへつ世の中の人のこころの花ぞめの袖
「春の花も散り、時節は夏へと移ったので、世の中の人々も花染の衣を脱いで、夏衣に衣替えた。人の心も花染の袖のようにうつろいやすいのだろう。」
今日5月6日は立夏。夏の始まる日。
日々、地は草で覆われ、木は繁っていきます。
by asitanokumo
| 2011-05-06 12:05
| 季節の歌・五月