「横雲」のやまとうた


by asitanokumo
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春満月


 偲びては心に満つる哀しみに咽び泣く声春の望月 横雲

春満月がぼんやり霞んで見えた。

 露の身は仮のやどりに消えぬとも今宵の月のかげは忘れじ 藤原定家
  (露のようにはかない我が身は、かりそめの住まいであるこの世からいずれ消えてしまうとしても、今宵の美しい月は決して忘れまい。)

 うぐひすの霞にむせぶ声すなりそのきさらぎの望(もち)の夕暮 福田行誡
  (鶯が霞に咽び啼く声がしている。釈迦が亡くなったその如月の満月の夕暮に。)
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by asitanokumo | 2011-03-20 12:49 | 季節の歌・三月