「横雲」のやまとうた


by asitanokumo
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馬酔木(あしび・あせび)

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 愛しきは雨に濡れたる花馬酔木手折らむとして香の零れけり 横雲

万葉集には馬酔木を歌った歌が10首あるといいます。その日本語名は馬が食べると体がしびれ酔ったようになることに由来するそうですが、スズランのような甘い香りのする白いあるいは淡紅色の可愛らしい花の房です。
その中の一首です。
 我が背子(せこ)に我が恋ふらくは奥山の馬酔木(あしび)の花の今盛りなり  万葉集10巻1903 読み人知らず  
(あなたに密かに恋する私の思いは、奥山のあしびの花のように今が真っ盛りてす。心の奥で思い焦がれています。)
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by asitanokumo | 2011-03-01 18:01 | 季節の歌・三月